第1話|すべては、学びから始まった

経営を学ぶために通った大学院で、知識だけではない学びに出会いました。仲間との議論や黒岩との関係を通じて生まれた、「人が育つ場」への問いをたどります。
# 第1話|すべては、学びから始まった
無限道場 誕生物語
みなさんには、何か夢がありますか?
将来、やってみたいことはありますか?
すぐに答えられる人もいれば、まだ見つかっていない人もいると思います。
実は、僕もそうでした。
今、僕は「無限道場」という学びの場をつくっています。
でも、最初から学校をつくろうと思っていたわけではありません。
人生って、不思議なものです。
ある人との出会いや、何気ない会話が、何年も後になって大きな意味を持つことがあります。
僕にとって、その一つがMBA、経営大学院での出会いでした。
違う人生を歩んできた人たち
経営大学院では、さまざまな人が一緒に学びます。
大企業で働く人。
自分で会社を経営する人。
営業が得意な人。
技術に詳しい人。
僕もエンジニアとして、さまざまな仕事を経験してきました。
でも、経営の授業では自分の知らないことばかりでした。
同じ問題について議論しても、みんな答えが違う。
最初は、正解がわからなくて戸惑うこともありました。
でも、あるとき気づいたんです。
人と違うということは、欠点ではなく、その人だけの価値なのかもしれない。
自分にできないことを、誰かができる。
誰かが知らないことを、自分は知っている。
だから、一緒に学ぶことに意味がある。
一人の男との出会い
その教室に、黒岩という男がいました。
東大を卒業して、電通で働いてきた。
僕とはまったく違う経験を持つ人です。
でも、不思議なほど話が合いました。
考え方が同じだったからではありません。
むしろ、お互いに違うからこそ面白かった。
黒岩から学ぶこともあれば、僕の経験が彼の考えるヒントになることもある。
いつの間にか、何でも話せる友人になっていました。
その頃は、まだ知りませんでした。
この出会いが、後に無限道場という場所につながっていくことを。
みなさんに伝えたいこと
ここで、一つだけ伝えたいことがあります。
今、夢がなくても構いません。
自分に自信がなくても構いません。
何が得意なのか、まだわからなくても大丈夫です。
大切なのは、これから何を経験し、誰と出会い、何に挑戦するか。
僕自身、MBAに通い始めた頃には、今のような未来を想像できませんでした。
だから、みなさんにも知ってほしい。
人生は、これからいくらでも変えられる。
そして、みなさんがこれから学ぶAIは、その可能性を広げるための新しい道具です。
でも、AIを使えるようになることがゴールではありません。
自分の可能性を見つけること。
誰かの役に立つこと。
いつか、自分が暮らす町や社会を、少しでも良くすること。
その最初の一歩を、この無限道場で一緒に踏み出していきたいと思っています。
僕と黒岩の物語は、大学院の教室から始まりました。
みなさんの物語は、今日、ここから始まります。
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次回予告
第2話|違うからこそ、面白い。
東大卒・電通出身の黒岩と、エンジニア出身の僕。
違う人生を歩んできた二人が、なぜ親友になったのか。
そして、僕たちはなぜ「人が育つ場所」に興味を持つようになったのか。
無限道場の物語は、まだ始まったばかりです。
次回へ続く。


